令和７年11月９日（日）に、第44回全国豊かな海づくり大会～美し国みえ大会～が三重県志摩市をメイン会場に開催されます。
式典には 天皇陛下・皇后陛下 がご臨席され、地域の海づくり・水産業振興を全国レベルで発信。
大会に伴い、志摩市・南伊勢町等で交通規制も実施されるため、来場・通行の際はご注意を。
今回は大会の概要、皇室ご出席、交通規制などをまとめてご紹介します。
海づくり大会2025年の概要
全国豊かな海づくり大会とは？
「全国豊かな海づくり大会」は、水産資源の保護・管理や海域環境の保全、そして水産業の振興と発展を目的に、全国で毎年開催される国民的行事の一つです。:contentReference[oaicite:4]{index=4} 式典には天皇皇后両陛下のご臨席が恒例となっており、海と漁業の関わりを広く国民に訴える場ともなっています。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
2025年の大会日程と開催地
令和７年（2025年）11月８日（土）～９日（日）の２日間にわたって、三重県内で「第44回 全国豊かな海づくり大会～美し国みえ大会～」が開催されます。:contentReference[oaicite:6]{index=6} 式典行事の主会場は、三重県志摩市の 阿児アリーナ。海上歓迎・稚魚放流等の行事は、隣接する南伊勢町・宿田曽漁港などでも行われます。:contentReference[oaicite:8]{index=8}
開催場所：三重県志摩市の魅力
志摩市は三重県志摩半島の南部に位置し、真珠養殖や海女文化、きれいな海・入り江など海洋資源に恵まれた地域です。大会開催を機に、地域の「豊かな海」を次世代に継承するメッセージを発信する場となります。既にキックオフイベントが同市の阿児アリーナで行われており、市民参加型の取組も進んでいます。:contentReference[oaicite:9]{index=9}
天皇両陛下の式典出席について
天皇陛下と皇后の参加意義
宮内庁によると、天皇皇后両陛下は11月８日（土）から１泊２日で三重県を訪問し、大会式典・関係行事に出席される予定です。:contentReference[oaicite:10]{index=10} このようなご臨席は、本大会が海・水産・環境といった国民共通のテーマを扱う意義ある行事であることを象徴しています。:contentReference[oaicite:11]{index=11}
式典の詳細と予定された行事
式典当日は、11月９日（日）に志摩市阿児アリーナで開催される式典行事に両陛下がご臨席されることが発表されています。:contentReference[oaicite:12]{index=12} また、訪問初日には、鳥羽市内の水族館や水産高校の実習船視察、南伊勢町の漁港での稚魚放流なども予定されており、海にまつわる体験・視察を通じて「海と人、人と海」の関係を可視化するプログラムになっています。:contentReference[oaicite:13]{index=13}
天皇両陛下の訪問に関するニュース
この訪問は、両陛下の三重県ご訪問としては2019年以来6年ぶりとなるもので、地域にとっても大きな節目となります。:contentReference[oaicite:14]{index=14} 両陛下のご訪問を契機に、志摩市を含む三重県内各地で海洋・水産に関する啓発や観光振興の取り組みがさらに注目される見込みです。
交通規制情報
大会期間中の交通規制の内容
大会開催にあたり、11月８日（土）・９日（日）の期間、志摩市・南伊勢町を中心に一時的な交通規制が実施されます。:contentReference[oaicite:15]{index=15} 志摩市の公式案内では、11月８日（土）・９日（日）に「大会開催に伴う交通規制のお知らせ」が出ており、規制が実施される旨が明記されています。:contentReference[oaicite:16]{index=16} また、南伊勢町では11月８日（土）16:00頃～９日（日）17:00頃まで、田曽浦地内を中心に通行規制が予定されています。:contentReference[oaicite:17]{index=17}
志摩市周辺の道路状況と迂回路
志摩市・南伊勢町といった半島部では、幹線道路が限られているため、交通規制による影響が出やすい地域です。大会当日は、規制エリアへの車両・徒歩ともに進入制限がかかる可能性があります。事前に迂回経路や公共交通の利用を検討するほうが安心です。公式案内で「規制エリア（概略）」「進入禁止（徒歩も含む）」といった文言が出ています。:contentReference[oaicite:18]{index=18}
公共交通機関の利用方法
大会当日は駐車場・路上駐車が大変混雑することが見込まれています。また、奉迎・見学の場所では駐車場や駐輪場が設けられていない案内も出ています。:contentReference[oaicite:19]{index=19} できる限り、公共交通機関やシャトルバス・乗り合わせを利用し、早めの来場を心がけることをおすすめします。
豊かな海づくり大会関連イベント
豊かな海づくりフェスタの開催場所と日程
同大会の関連イベントとして、11月９日（日）に豊かな海づくりフェスタ2025が志摩市ともやま公園芝生広場（志摩市）で開催されます。:contentReference[oaicite:21]{index=21} 展示・体験・ふるまい・キッチンカーなどが出店され、家族で海の魅力を体感できる場となっています。
受賞作品の紹介と展示
大会に合わせて作文・絵画・習字コンクール、フォトコンテストなどの受賞作品展示も行われており、子どもたちによる「海への思い」を発信。:contentReference[oaicite:22]{index=22} また、式典会場でも、功績団体の表彰や大会決議など、海づくりに携わる人々の活動が紹介されます。:contentReference[oaicite:23]{index=23}
南伊勢町との連携イベント
海上歓迎・種苗（稚魚）放流を実施する漁港会場として、南伊勢町・宿田曽漁港が設定されており、志摩市と隣接する地域との連携による「海づくり」の共創が図られています。:contentReference[oaicite:24]{index=24}
過去の大会と今後の展望
歴史的背景と44回目の意義
本大会は1984年（昭和59年）に第４回として三重県志摩市浜島町で開催されて以来、今回で２度目の三重県開催となります。:contentReference[oaicite:25]{index=25} 第44回という節目で、地域の海洋・漁業資源を見つめ直す良い機会となり、次世代への継承が強調されています。
2026年の大会に向けた動きと課題
大会を契機に、海洋環境保全、持続可能な漁業、観光振興との一体化など複数の課題が挙げられています。地域・国・民が連携して「清い海」「命あふれる海」を維持していくための次の一歩が期待されます。
まとめと期待される効果
「全国豊かな海づくり大会2025三重・志摩大会」は、天皇皇后両陛下のご臨席という大きな節目を機に、地域の海の価値を再確認し、全国へ発信する絶好の機会です。交通規制等の準備も進んでおり、来場者・地域住民ともに当日の動きをあらかじめ把握しておくことが肝要です。ぜひ、この機会に志摩・南伊勢の海に触れ、未来の海づくりをともに考えてみてはいかがでしょうか。
